【対談】“全力で遊んでいる人ほど尊敬される”会社!?趣味と仕事の両立を考えてみた

みなさんの会社では、同僚の趣味やプライベートの時間についてどのように捉えていますか?

共通の趣味があったり、自分はあまり経験したことのない同僚の趣味を知ったり、これはいいことなのでしょうか。会社組織に必要なことなのでしょうか。

mgnには、“全力で遊んでいる人ほど尊敬される”というカルチャーがあります。

それはなぜなのか、社内のメンバーによる対談形式で深掘りしてみました。

Slackで知る、それぞれの趣味や日常

編集部

きょうは対談形式でmgn社内の趣味と仕事の両立やその理解について話してみたいと思っています。

ご参加いただきありがとうございます!

Fさん

はい!こちらこそ。

編集部

じつは…メンバーの中でもおふたりに声を掛けたのには、理由があって。

ふたりはいつもSlackで楽しそうに趣味のやりとりをしているじゃないですか。それをいつも横目で見ていて、「楽しそうだなー、羨ましいなー」と思っていたんです!

Fさん

なるほど。それは共通の声優さんを推していることかな。

Nさん

うんうん。mgnには自分の名前がついてるオープンチャンネルをメンバー全員が持っていて、日報を書くことになってますからね。その延長線で日記を書く人がいたり、気になることをつぶやく人がいたり、そこでみんなの日常を垣間見る感じはありますね。

たしかに、Fさんとはその流れでいろいろやりとりしているかもしれません。

編集部

そうです、そうです。それぞれの趣味や業務外の時間についても自然と共有できていて、おふたりのように「わたしも同じアーティストが最近気になってる!」「それが好きならこの動画も見てみて!」というような場面も増えてますよね。

Fさん

僕たちも最初はおすすめYoutubeを紹介するチャンネルでNさんが気になるゲーム実況があるってつぶやいたのがきっかけでした。そこから「これも見てみて!」「これも見た?」…というようなやりとりがはじまったんですよね。今では新しい情報をキャッチすると報告し合うようになっていますね。

Nさん

入社したときにCEOのめがねさんから「Nさんの好きな内容で運用するチャンネルを作ったら?」と言われました。強制ということではなく、そのほうが息抜きになって楽しいんじゃない?という感じでしたね。

編集部

それで作ったのが「お酒チャンネル」ですよね!

Nさん

そうそう。すでにゲーム・映画・音楽・テーマパークなどのチャンネルがあって、盛り上がっていました。とくにテーマパークのチャンネルは自分が行ったことない場所を疑似体験できて、こっちまで楽しませてもらってます。自分のチャンネルでは、好きなお酒のことで興味を持ってもらえたり、逆におすすめしてもらえたりしてうれしいです。

Fさん

僕も自分がプレイしたことのないゲームをSlackチャンネルで知って、はじめたものがあるなぁ。リメイクモノの情報を知ることができて有益!となったこともある(笑)。

編集部

会社によっては、同じ推しや趣味を持つ人がいたとしてもそのこと自体に気づけない……なんてこともあり得そうだから、mgnはSlackのオープンチャンネルの機能をうまく使えていると言えるかもしれないですね。

Fさん

業務上の関わりが少ない同僚でも、垣根を超えて人となりを知ることができるのはいいことかなと思いますね。会社もそれを推奨しているし。

自分が任されている仕事を全うすれば、どれだけ遊んだっていい

編集部

ワークライフバランスが問われるようになって久しいですが、会社や環境によっては「仕事は仕事」とか「仕事を休んで遊びに行くなんて!」というところもまだまだあるかもしれませんね。

Nさん

これまで働いていた会社の中にはそういう会社もありましたね。そのときは地方勤務でしたが、ライブで東京に行くための休みもコソコソしていた経験があります(苦笑)。

編集部

おー、なるほど。せっかくとったお休みなのに、後ろめたい気持ちがあっては残念ですね。そういう会社とmgnの違いって、どんなところだと思いますか?

Nさん

まず、mgnでは自分が任されている仕事を全うしていれば、どれだけ遊んでいてもいい!趣味を本気で楽しんでいる人こそが尊敬される雰囲気があります。

テーマパークのチャンネルを運用している彼女は、本当~~に仕事が早くて正確。普段の仕事っぷりを知っていると、会社を休んで遊んでいても罪悪感を感じる必要なんてないよなーと思い知らされます。

編集部

没頭できることを持っている人は、趣味も仕事も“極めることを知っている”人と感じられますね。

Nさん

何かを極めている・強みがあれば、いずれ仕事にも繋がることがあるかもしれないですしね。わたしは仕事以外にも全力で取り組める趣味を持っている同僚たちをすごく尊敬しています。

編集部

とはいえ、休みをとろうというからには、引継ぎなどの準備をして、滞らないように気をつけることが前提ですよね。

Fさん

そうですね。その点もメンバーの趣味・嗜好がわかっているから、引き継ぐ側の理解も早いというのがあるかもしれないです。平日休みたい趣味を持つ人はそのために時間の使い方も明確。それぞれのやり方ができ上がっていて、会社もヨシとしているわけなので、第三者もどうこう言わず、協力する体制ができていると思いますね。

すると、課題も見えてきた

編集部

それぞれの趣味・嗜好を理解する文化とか、仕事と趣味の両立についてはメリットもわかってきた気がしますが、逆に課題もあると思いますか?

Fさん

こうして趣味についてもオープンにしているのって、上層部の「本当は好きなことだけしてたいじゃない?」という気持ちが現れている部分があるんですよね。mgnには「仕事のなかに人生があるのではなく、人生のなかに仕事がある。仕事で人生がつぶれては意味がない」という考えが根強い。

なので、CEOのめがねさんにこそ、もっと遊んでほしい!休んでほしい!と思っているメンバーも多いかもしれません(笑)。

Nさん

めがねさんに限らず、本人がここまでは進めてしまいたい・終わらせておくほうが安心…という気持ちから働きすぎてしまう場合もあるからむずかしいですよね。

編集部

たしかに。「働きたい人が働きたいだけ働く」のも悪いことではない気がします。本人がもっと仕事をしたい!という気持ちがあるなら尊重したいですよね。

Fさん

社会情勢やメンバーの人数、本人の希望など、制度も変わっていかなくてはならない部分はあるでしょうね。それぞれの考え方・方向性があるので、全員の想いが100%叶うことはむずかしいと思います。でも、そんな中でもmgnらしさは持ち続けたいですからね。

Nさん

全員の想いは叶わないかもしれないけど、そのうえで考えの中心をみんなで話し合って探していくというプロセスを必ず踏んでいますね。なので、決めるのには時間がかかる。それだけみんなの意見を大事にしてくれる会社ではあります。

編集部

ありがとうございました!趣味と仕事の両立からコミュニケーションの在り方まで話題が広がりましたね!最後に話しておきたいことはありますか?

Fさん

Nさんと僕は趣味のベクトルは違うところもあると思うんだけど、じつはもっとシェアしたいこともあって……(照)。

Nさん

え……(笑)。見てない回・作品もあるかもだけど、シェアしてもらう分には構いませんよ(笑)。でも、作品が終わってからがいいかもです!わたし、作品中はそのキャラとして見ていたいタイプなんで!

社内のコミュニケーションについてコアな話までしてくれたのに、やっぱり最後はお互いの趣味の話で盛り上がったふたりでした!

そんなふたりのやりとりを微笑ましく、羨ましく思いながら、これからも眺めていきたいと思います。