「作るように学ぶ」チームで成長する Web制作・開発の現場

「なんとなくコミュニケーションがうまくいかない」「伝えたはずなのに、違う形で仕上がってくる」 そんな経験をしたことはありませんか? Web制作の現場では、こういったことが起こり得ます。

私たちも、制作するうえで、「お客様とのコミュニケーション」そして「ご要望をきちんと理解すること」には特に気を配っています。技術力はもちろん、こういったことも成果物の質に大きく影響すると考えているからです。

mgnの社内では、「mgn BootCamp」という取り組みがあります。架空の案件や課題を想定し、手や頭を動かして、実際に作るように学びます。その取り組みを通じて、プロジェクトに必要な「技術力・コミュニケーション力」の向上やナレッジの共有を行っています。

今回はその取り組みをご紹介します。

mgn BootCampって?

基本方針

BootCampでは、共通の架空の案件を通して、「課題解決の方法」「機能・UIの開発/改修」を学ぶことが目的です。 mgnのメンバー全員が、同じ課題にそれぞれの視点から取り組み、何を考え、試し、どこにつまづいたかを発表会で共有します。 この取り組みは、他のメンバーの考え方やヒントを得る機会になり、結果的に実際のお客様のご要望についても役に立つ「要件整理・技術選定・実践力」を磨く場となっています。

基本的な流れ

まず最初に、Slack上でテーマが発表されます。それを確認した上で…

  1. 案件の要件を理解する
  2. 課題の解決方法や、機能・UIの開発方法を自分で考える
  3. 次のMTG(発表会)までの間に、できる範囲で機能・UIの開発や成果物・レポートの準備をする

発表会では、成果物とレポートをもとに、自分がどのように考え・取り組んだかを共有します。また、必要なときにはディスカッションを行い、意見を共有します。

これまでの取り組み(実例紹介)

これまでの取り組みのなかから一部をご紹介します。

  • 例1:ユーザー権限に応じたメッセージ表示(CMS開発の実践)
  • 例2:ガチャプラグイン開発(ランダム処理の実装演習)
  • 例3:架空クライアントとのやり取り(要件定義・見積もり・実装指示の練習)

メンバーごとに異なるアプローチをとることで、多様な視点や技術を学ぶ機会になっています。

AIを活用した新しい挑戦(今月のテーマ)

  • 今回は「AIと一緒に死活監視プラグインを開発する」をテーマに設定。
  • 実用を前提として、メンテナンスに役立つ機能を考える。

実際の発表では、やはりメンバーごとに様々な成果となりました。 まったくコードを書かずに、AIにすべてお任せする・プラグイン以外のアプローチを提案する等、幅広い発表会となりました。

チームで成長することが、お客様のためになる

  • 「知識の共有」→ チーム全体のレベルアップ → クライアントへの価値提供が高まる」
  • 最新技術や開発のベストプラクティスを学び続けることで、最適な提案ができる
  • 「ただ作るだけの開発」ではなく、「どう作るべきか」を考え抜く文化がある

個人個人の能力はもちろん、チームでの成長こそが、お客様に提供できる価値を高めると考えています。 課題への取り組みや、その過程での気付きを共有することで、チーム全体での引き出しが増え、様々な課題に対応できるようになります。

技術は日々進化していきます。新しい技術や、開発・プロジェクトのフローなど、案件におけるベストプラクティスを探し、こういった取り組みを通じて共有することで、お客様の状況に応じた最適な提案ができるようになるのも、私たちの強みの一つです。

私たちはいつも、言われたものを作るだけではなく「どう作るか」、目的に対して「どうアプローチをするか」ということをチームで考えながら、お客様と一緒によりよいものを目指していきます。

まとめ:「作るように学ぶ」チームだからこそ、より良いものを提供できる

私たちは mgn BootCamp について、単なる勉強会ではなく、実案件に活かせる学びの場としてとらえています。 特に、個人個人の視点・アプローチの違いを持ち寄って共有できることが強みで、実際のお客様の課題に柔軟に対応し、より良い提案・開発を行うためのよい経験になっています。

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