楽しく仕事をしたい!モチベーションを保つための工夫

どんな仕事でも、思うように成果がでなかったり、ミスをして落ち込んだりと辛い思いをする瞬間があるはずです。また、取り立てて何かがあるわけではないけれど、気持ちが仕事に向かない時もあるでしょう。そんな時にみなさんはどのようにしてモチベーションを保っているでしょうか。この記事では、私が思うモチベーションを保つための取り組みとして、個人でできることと企業文化としてあるといいなと思うことを書き出してみます。

個人でできること

小さな達成感を積み重ねる

大きな目標や時間のかかる課題だけだと、達成するまでの時間が長く途中でモチベーションが下がることがあります。小さな達成目標を設定し、それを達成することで得られる成功体験はモチベーション維持に繋がるのではないでしょうか。日々のタスクを細分化し小さな目標をクリアしていくとやる気が持続しますし、つまずいた時にどこがネックになったのかがわかりやすくなります。

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成功体験を振り返る

大きな成果があった仕事や達成感を得ることができたことなどを、あとで振り返ることができるような形で残しておき、仕事で落ち込んだりモチベーションが下がった時に見ることができると、前向きな気持ちに切り替えることができます。以前は出来ていなかったことが出来るようになった、など自分の小さな成長を振り返ることも、次のステップへのやる気に繋がります。

仕事環境を変える

気分転換のためにデスク周りの模様替えをしたり、気分が上がるようなものを置いてみたり、ちょっとだけ作業環境を変えてみると気持ちがリラックスしてモチベーションがアップします。在宅でリモートワークをしている場合は、コワーキングスペースを利用してみるのもよいですね。私の近所には気軽にふらっと行けるコワーキングスペースがないので、そんな環境ができるといいなーといつも思っています。

理想や目標を持つ

仕事をするうえでのロールモデルを見つけたり、今抱えてる仕事の理想の成功目標を持つと、途中で少しつまずくことがあったとしても、目標達成を目指して前向きに取り組めるのではないでしょうか。プロジェクトの成功目標については、個人だけよりもチームで声をかけあうことが必要かもしれません。

企業文化としてあるとよいこと

褒め合う文化

落ち込んでいたりモチベーションが下がっている時には、小さなことでも褒めてもらえると嬉しい気持ちになるものです。特別な時などではなく日頃から自然に褒め合う、相手の良いところを言葉にすることができていると、誰かの気持ちを上げる手助けになるかもしれません。mgnではそんな取り組みをしたことがあります。私は参加できなかったのですが、後日、自分を褒めてくれているドキュメントを見て、こんなふうに言ってもらえるんだと感動してちょっと涙が出てしまうほどでした。ちょうど気持ちが落ち込んでいた時だったので、明日からも頑張ろうと思うことができました。

「心理的安全性」の確保

自分の意見を自由に言えない環境ではモチベーションを保つことは難しいです。心に引っかかることがある時や他のみんなと意見が違う時でも、自分が考えていることや気持ちを言えることは、チームの一員であることを実感でき、そしてそれはモチベーションを保つために必要なことだと思います。

ポジティブなコミュニケーション

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お互いの意見を尊重し、ポジティブな言葉でフィードバックを送り合う雰囲気があると、たとえネガティブな状況になったとしても前向きな気持でやるべき事に取り組んでいけるのではないでしょうか。なかなか成果がでなかったり、うなくいかなかったりする時こそ、失敗を振り返りつつも良かったことを見つけて前に進めるように声を掛け合っていけるとよいですね。

まとめ:仕事を楽しむための工夫

どんなに好きなことを仕事にしている人でも、そのモチベーションを保ち続けるためには、個人や職場としての努力が少なからず必要です。その方法はそれぞれ個人によって違うはずですが、自分なりの視点で心の持ち方や日々の工夫を取り入れ、出来るかぎり仕事を楽しいものにしてみましょう。