会社として副業を許可するということ【はたらきかた配信】

こんにちは!はたらくLENS編集部です。今日は、隔週で行っている「はたらきかた配信」からトピックをおとどけします。

最近は、いろいろな企業で副業を許可するようになってきました。今回の配信では、mgnでの「副業」に対する考え方を紹介し、実際に行っているメンバーに話を聞きました。

平日5日のうち、会社員として4日、フリーランスとして1日働くNさんに話を伺いました。

  • 働く人側の副業を行うメリットは収入の安定化。会社員としての給料+副業の収入で経済的な余裕が生まれる。
  • 会社側の副業を許可するメリットはスキルの高い人材へのアプローチ+あらたな案件につながることがある。
  • 副業を行うときには、会社とメンバーの間で、適切なマネジメントとコミュニケーションが行われることが大切。

副業、実際どうですか?

mgnでディレクターをやっているNさんは、副業として個人でWeb制作を行っています。週4日はmgnでの業務を行い、残りの1日を副業にあてています。本業+副業のスタイルではたらくまでには、いくつかの理由がありました。

副業を始めたきっかけ

Nさんがmgnに入社するときに懸念されたことが、前職よりも年収が下がってしまうかもということでした。そこでCEOめがねさんは「ダブルワーク」という選択肢を提案、今の働き方がはじまりました。

副業の見つけ方

Nさんは現在、副業として、前職の会社・同僚や知人からのお仕事を引き受けています。本業で磨いたスキル・築いた人脈など、前の職場での積み重ねが、仕事の機会を生む大きな要因となりました。「個人で仕事をやってます」とお伝えすると、相談や依頼につながることもあるそうです。

副業が気になる・やってみたい!と思い、本業と同じ業種の副業を始めるときには、まずは本業に全力を注ぎ、その信頼やスキルを元にチャンスを広げることも大事な考え方ですね。

副業のメリットと課題

副業の最大のメリットとして「収入の安定」があります。会社員としての安定した給与に加え、副業の収入がプラスされることで、経済的な余裕が生まれます。また、Nさんのように、副業が同じ分野の仕事であれば、スキルを本業・副業と相互に活かせることも魅力です。個人では難しい規模の案件を会社でうけるようにつなぐこともでき、会社としても、個人としても、双方にメリットがあります。

一方で、副業には時間的な制約もあります。Nさんの場合、週の1日を副業専用の日として、バランスを保っています。水曜日に副業の日を設定することで、2日会社で働き、1日副業、また2日会社、といったリズムがとれて、気分転換にもなっているそうです。

会社として副業を許可する意義

企業が副業を許可することには、多くのメリットがあります。例えば、mgnでは給与が横並びの傾向がありますが、副業を許可することで、スキルの高い人材にアプローチできる可能性が広がります。

副業を通じて得られるスキルや経験が本業にも活かされるケースが多いのも事実です。副業の仕事が新たな案件に繋がることもあり、結果として営業的な側面もあります。

ただし、副業を認めるときには適切なマネジメントとコミュニケーションが大切です。社員が過度に負担を抱えることなく、副業と本業のバランスを取れる環境を整えることが重要です。