地方でのリモートワーク、私の場合

こんにちは!かねきよです。

コロナ禍をきっかけに、リモートワークが日常的な働き方として定着しつつあります。これに伴い、都心から地方へと拠点を移し、リモートワークという働き方を選択する人が増えているようです。私の場合は、コロナ禍よりずっと前に都内近郊から夫の実家がある田舎へ引っ越し、フルリモートという働き方を始めたmgnでお仕事させていただくことになったあとに新型コロナウイルスが蔓延しました。ですのでコロナ禍がきっかけではありませんが、都内近郊から地方に移り住んで、子育てしながらmgnでリモートワークを5年間続けて感じていることをお伝えしてみようと思います。

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地方でのリモートワークと人間関係

夫の実家がある地域へ引っ越してきたので、来たばかりの頃は家族以外の知り合いが全くいない状況でした。この地域で仕事を見つけて働いたとしたら、その職場での人間関係が構築され、もしかしたらちょっと一緒にランチへ、とか、仕事が終わったら飲みにでも、というのがあったかもしれません。さらに、学生時代からの友人たちとも気軽に会えなくなり、寂しさを感じることもあります。しかし、リモートワークでフレキシブルな働き方ができる環境なので、PTA行事や学校行事に積極的に参加したり、地域のイベントに関わったりしたことで、いわゆるママ友や子供たちの学校関連で知り合った人とのつながりを持つことができました。これは、子育て中の私にはとても心強く精神的な支えとなりました。

都内近郊でのリモートワークと地方でのリモートワーク

リモートワークなら場所を選ばずにできるので、都内でも地方でも全く違いはないのではないでしょうか。mgnでは全員がリモートワークをしているので、それぞれが別々の場所からオンラインで繋がり仕事をしています。ミーティングもほぼ全てオンラインなので、業務上での違いは全くないと思います。ただ、年に数回あるみんなで集まる機会に気軽に参加できないことは、物理的な距離があることが要因のひとつになっています。リモートワークでも積極的にコミュニケーションをとることを、会社やメンバーが意識的にしているので、働く環境としては全く問題ないのですが、やはりたまにはリアルに会いたい!

私が住んでいる場所からmgnの事務所まではドアtoドアで3時間以上、移動だけで往復6時間以上かかるので、参加しようと思うとその日はほぼ仕事ができない、ということになってしまうのです。また子育て中のため子供たちのちょっとした用事がある日も多く、すぐに帰って来られる場所であれば少し顔だけ出して帰る、ということも出来るかもしれませんが、それも難しいです。もっとフットワークが軽い人ならば物理的な距離は問題にならないかもしれませんが、今の私にはこの距離が気軽に参加できない要因になっています。

地方でもリモートワークは働きやすい!

コロナ禍前は、mgnではフルリモートという働き方をしていましたが、一般的な働き方ではなく、お客様とのミーティングは会社へ伺って実際に会ってお話する、という場面もよくあったと思います。私は遠方だったためそれはできないよね、ということがありました。今ではだいたいどの会社でもリモート会議をすることが普通におこなわれ、お客様ともオンラインでお話できるようになったことは、地方でリモートワークをするうえではとてもありがたいことです。会社やチーム、各個人で働く環境を整えることは必要ですが、地方でリモートワークという働き方ができることは効率的で働きやすい環境であると思います。

場所に依存しない働き方

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地方といっても、住みやすいかどうかはその地域や人それぞれの捉え方、優先事項によって変わってきますが、リモートワークという働き方のおかげで場所に依存しないで仕事をすることができるようになってきました。地域によっては地方移住を促進する取り組みをしているところもあるので、地方でリモートワークをするという選択肢も考えやすくなったのではないでしょうか?