ターニングポイントってなんだろう。人生のターニングポイント休暇制度から考える

おつかれさまです!さいとうです。
この度mgnでは、人生のターニングポイント休暇 という特別休暇制度を導入しました。

https://www.m-g-n.me/2023/03/31/5639/

人生のターニングポイント休暇って、一体何?

詳しくは上の記事にありますが、簡単に説明すると、取得理由は一つだけ。 自分が「これは、人生のターニングポイントだ」と感じたこと。 それをもとに利用申請し、受理されれば、一年に最大5日付与される休暇です。

この記事では、上記お知らせにまつわり、「ターニングポイント」をキーワードに書いていこうと思います。

どうしてそんな名前なの?

まず最初に、すでにmgnではさまざまな休暇制度がありますし、有給休暇も非常にとりやすい会社です。 もちろん慶弔休暇ももともとありました。

ある日、ふとしたことから、結婚って、全員が全員必ず経験するものではないよね。できるだけ色々なケースに対応した休暇は作れないか?という話し合いが自然と始まりました。 そこで生まれたのが、「人生のターニングポイント休暇」という名前です。

ターニングポイントはいつも人生のなかにある

人生には色々なことが起こります

進学。就職。出会いと別れ。転職もそうでしょう。 その中で特別に名前の付いた休暇が適応されるのはごく一部かもしれません。 有給休暇で対応したりできますが、場合によっては対応できないものもあるでしょう。 mgnでは、それらの一部を、ターニングポイントと呼ぶことにしました。

実際のところ、ターニングポイントとは、振り返ってみればここがターニングポイントだった、というほうがわかりやすいかもしれませんが… ターニングポイントは多様性に満ち溢れていて、すべてをカバーするのは不可能に近いほど難しいものです。

ターニングポイントの一例

一例として、結婚を軸に考えてみましょう。 結婚する人もいます。反面、しない人もいます。事実婚、パートナーシップ制度など、いわばまだ認知され始めた・あるいは書類などで定義できない関係というものも確かに存在しています。 各人の大事な存在との出会いは、ターニングポイントですね。

別れを例に取ったとしても、対象が人だけとも限りません。近しい関係だけではないかもしれません。知り合いではないが、一方的に尊敬している方・推し。色々あります。 これもターニングポイントでしょう。

出会いと別れはわかりやすい一例にすぎません。人生の当事者にとっては、感情が大きく揺れ動いたり、ある出来事をきっかけに「とても仕事をしている場合ではない」となることもあるでしょう。 悲しくも嬉しくも、様々な感情。人生に起こる様々なこと。そこにターニングポイントが生まれます。 思いつく限りの例を挙げるとそれだけでブログの文面がうまってなにがなんだかわからなくなるくらい、枚挙に暇がありません。

さまざまな人生の形、さまざまなターニングポイント

Image by Adobe Firefly

数多くあるターニングポイント。常に「働く」こととの兼ね合いがあり、葛藤が生まれます。 10人とすこしのmgnであったとしても、それぞれの人生は独立しています。 同じ名前の制度を全員が使えるようにすることってできるんだろうか?みんなで悩みました。 全員に訪れるわけではないライフイベントの名前をつけてしまうと、そこから必ずすり抜けてしまう人が生まれます。

人生はそれを生きるその人のものです。だからこそ自分がそう感じたことを大切にします。 まずは会社さんとメンバーに相談してみる。そんな中、またあらたに出てきたパターンがあれば、それについて再度話し合いをしてブラッシュアップしていけるのかな、と思います。

どう働くか。つまり、どう生きるか。

働くこと、生きること、この2つは密接に関わっています。はたらき方を考える。それはつまり生き方を考えることにも繋がります。 「働く」時間と、「働くをしていない」時間があるわけですからね。 mgnでは、この休暇の他にも、様々なお休みの制度がありますが、それらすべては生き方に伴うはたらき方につながるものだと私は考えます。人生は働くことだけではないと、CEO・めがねさんはよく言いますが、まさにそのとおりです。後悔なく生きる。すると、より一層健やかに働けるのではないでしょうか。

とりあえず、人生に「なにか」が起こって、仕事を休みたい・できなくなる。今、これをしなくては後悔してしまうだろう…ということ。 そんなときに使える(ようにしてみよう)となったのが、ターニングポイント休暇です。 できるだけちょうどいい形を目指してうまれました。

ちなみに「感情が激しく動いたときのための休暇」という案も出てきました。 私、さいとうは「元々感情が激しいのでずっと休めてしまいますね。」と異を唱えた気がします(笑)。

仕事の調整、どうするの?

もちろん、仕事は忙しいものです。働いていると、ちょっと休みを言い出すのは難しいな…。そういうことは起こり得ます。しかし、mgnのPrincipleにもあるように、私達はいかなる理由であれ休むメンバーに対して、チームとして必ずカバーをし合います。 見通しの立つ予定があるものであれば、仕事の調整をします。突発的なものでも、必ず助け合います。日常から、メンバー同士で「なにかできることありますか?」「困っていないですか」そう問いかける土壌があり、その上にこの休暇制度が生まれたんだな、と感じます。

使った人はいるの?その人の感想は?

Image by Adobe Firefly

ちなみに、現在1名のメンバーが結婚するため、制度を利用しました。 メンバーに感想を聞いてみました!

5日間取得し、遠方での「二人の想い出深い場所」での婚姻届の提出、そして小旅行を楽しむことができました。 平日ではないと経験できないことができたこと、また土日と合わせて1週間というまとまった時間がとれたことがよかったです。

休日を制定してすぐに利用してくれたので、すぐに感想を聞くことができました。メンバーいわく、「推しの記念(周年など)ライブはターニングポイント」だそうです(笑)。

まとめ

できる限りいろんなケースに対応しようと生まれた人生のターニングポイント休暇。 実際に利用した例も含め、ターニングポイントに言及してみました。

こういったことがわりとフットワーク軽く決まっていく経緯がおもしろいのはもちろん、これからどういう形になっていくのか、誰がどんなふうに使うのか、私はとても楽しみです!