フルリモートでリアルに会うことなく仕事をする

こんにちは!かねきよです。 コロナ禍を経てリモートワークが普及し、コロナが5類移行となった今では「たまにリモート」または「たまに出社」といったように都合に合わせて選択できる環境でお仕事している人が、私の周りにも増えています。

今現在mgnはフルリモートでお仕事をしています。コロナ禍では、感染状況が少し落ち着いたタイミングで感染対策をしながらみんなで会う機会もありました。しかし私はというと、去年の夏にあった事務所でのイベントに参加するまで、3年半以上も社内の誰とも会うことなく過ごしてきました。そんな環境でもチームとして信頼関係を築き仕事をしていくことができるのか…。

今回は、mgnがリモートな環境でどのようにコミュニケーションをとって日々仕事をしているのかを、私なりの目線でお伝えします。

リモートワークというはたらき方

mgnは2019年の後半、私が常勤でお仕事させていただくようになった時点で既にリモートワークというはたらき方をしていました。そのうえで、週一くらいの頻度で事務所に集まり仕事をしたり、お昼を食べたりとコミュニケーションをとる機会もありました。しかし、私は都内でも近郊でもなく事務所までドアtoドアで3時間以上かかる遠方に住んでおり、また小学生、中学生の娘たち(当時はまだ全員小学生!)もいるので「行けたら行く!」というスタンスで、結果、忘年会や何か特別なことがある時だけ参加するという感じになっていました。

Image by Adobe Firefly

それから間もなくコロナが世界中に蔓延し、ステイホームでしばらくは他のメンバーも集まることなく完全なるフルリモートでの日々でしたが、コロナ禍前も毎朝「おはようございます!!」とzoomに入ってオンラインのまま仕事をし、終わったらzoomから出るというかたちをとっていましたので、仕事をするうえでの不便さは全くありませんでした。仕事中、常時zoom(今はGather)で繋いだまま過ごすことにも、mgnではたらき始めて数日で慣れたような記憶があります。

業務に必要な情報は、GoogleドライブやNotion、Backlogなどに全て入っていて、テキストや動画で確認することができます。わからない事、確認したいことがあれば、SlackやBacklog、またはGather上で直接話しかけることもあります。これで、リモートワークとしての作業自体は問題なく進めることができるのだと思います。

コミュニケーションは必要なのか

これは全て私の主観ですが、業務上で必要な情報を得て作業を進めることができても、仕事の進め方や作業量、または仕事内容が適切なのか…などをどのように感じているかにより、仕事のしやすさは変わってくるのだと思います。そして、それは人によって違いますし、その時点での状況によっても変わります。ですので、それぞれが今どのような環境、状況で仕事をしていて、どんなことが得意・不得意なのか、あるいは好き・嫌いなのかをある程度共有できているだけでも、働きやすさは向上するのではないでしょうか。そのためにはコミュニケーションが何よりも大切なのではないかと思うのです。仕事上の得意不得意、好き嫌いを直接話したりする、ということではなく(いや、してもいいのですが)、日々接する中で、少しずつ知っていく、知ってもらうことができたらよいのかなと思っています。

リモートワークでのコミュニケーション

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mgnではそれぞれが抱えている業務以外、例えばただの雑談をするためだけの時間があったり、何かみんなで話し合いたい、またはみんなに伝えたいことがあればそれを議題にできる時間があったりと、「みんなのこと」を知る機会が多くあるように思います。また、Slackで気になること、好きなことについて共有するチャンネルがジャンルごとにあって、かわいい動物の動画に癒やされることも。私は自分のチャンネルで「末っ子がお友達をたくさん連れて帰ってきてうるさすぎる!!」というただの愚痴を入れちゃうこともありますが…。

それから、それぞれ自分が関わっていない案件のBacklogやSlackも見ることができたり、みんなのカレンダーを共有したりしています。社内はもちろん、お客様とのミーティング予定もわかるので「〇〇さんは今他の案件で忙しいから、こっちは私がやろう!」とか、急ぎの連絡に気づかないでいた時に「こんな連絡きてるよ!」と通知をくれたりと、助けてもらうこともあります。

Slackではもちろん仕事とは関係ないことばかりではなく、アップデートや技術的な情報、各種イベントの情報などを共有していただくことも多く、アンテナの低い私にとってはとてもありがたいことです。また全てが共有されていて、同じ案件で一緒に仕事をしているメンバーだけでなく、案件で関わっていないメンバーの仕事を垣間見ることもあり…本当にみんな凄いなーと、mgnメンバー全員にリスペクトの念を抱いています。と同時に、私も頑張らなきゃ!と改めて思うのです。

全てではないけれど、それぞれのメンバーが好きなことや得意そうなこと、もちろん顔や声も思い浮かべることがきます。画面越しではありますが、Gatherを使ってリアルタイムで毎日コミュニケーションをとり、さらにみんなができる限り快適に仕事をするにはどうすればよいかを考えたり、話し合ったり、新しいことを試して取り入れることが当たり前にできる空気がmgnにはあります。

働きやすいリモートワーク

私はコロナ禍以降、3年半以上リアルに会うことなく仕事をしてきました。しかし、それで不都合を感じることは全くなく、むしろとても効率的ではたらきやすいと思うことのほうが多いです。Web制作という仕事の特性としてリモートワークしやすいというのもあるかもしれませんが、なによりmgnのメンバーみんなの信頼関係があってこそだと感じています。 去年の夏、久しぶりにみんなと会った時も、まるで「昨日も会ったよね、お疲れさま!」くらいの感覚でした。でもやっぱり画面越しではなく実際に会って話すのはいいなと思ったのも事実です。

「たまにリモート」の人も「フルリモート」の人も、リモートワークでお仕事をしている方々が、できるだけストレスなく過ごせる環境作りのヒントになったら嬉しいです。