画像生成AI「Adobe Firefly」お願いするのが下手すぎると色々おもしろい

お疲れさまです!さいとうです。

みなさん、AIさんと仲良くしてますか?…こんな文章が冗談ではなくなった現代、とてもおもしろいですよね。

mgnでもAIさんに色々と助けてもらっています。コードを書くとき、文章を要約したいとき、質問があるとき…。さいとうは主に、「画像生成AI」さんにお願いをすることが多いです!

というのも、このブログ「はたらくLENS」で使っている画像は、9割がAdobe Fireflyで生成したもの。ぴったりくる画像を求めて素材サイトを見て回る代わりに、AIさんに描いてもらおうという魂胆です。

使い方はとても簡単。 公式サイト にアクセスして、文章でお願いするだけ。画像の縦横比、写真か?アートか?どんなテイストの画像にするか?細かい内容も簡単に設定できます。

無料でも月25回までは使えます。
生成AIを含むプランを比較 | Adobe Firefly

また、ここが嬉しいポイントなんですが、商用利用が可能であるということもメリットの一つです。
Adobe ExpressでAdobe Fireflyの生成AI機能が商用利用可能に

商用利用にも安全な利用を念頭に設計された画期的な生成AIにより、世界中の人々や企業が、アイデアを優れたコンテンツや魅力的なキャンペーンを生み出すワークフローに大きな変化をもたらしてきました。

おもしろいのは、お願いする文章によって出来上がる画像が変わること。いろいろなキーワードを組み合わせることによって画像を作ってくれるので、思い通りにならない時には追加のお願いをしたり、違う言葉を使ってみたりと、工夫が必要です。ときにはツッコミを入れたくなるようなおもしろいものができあがります。あまりにおもしろいものが出来るとつい社内に共有してしまったりして……

というわけで今日は、その工夫の過程で、この世に爆誕してしまったおもしろい画像たちの一部をご紹介します!

新芽にじょうろで水をやっている画像がほしい!

イメージとしてはこんな感じ。

Adobe Fireflyさん! 「画面中央に小さな芽が出ている。じょうろでその芽に水をあげている。水はじょうろの口から出ている。」そんな画像を描いてくださ〜い!!

Image by Adobe Firefly

一見シンプルで良さそうながら、よく見ると様子がおかしい画像が出てきました。

…よく見たら違う…!!! 芽から水が出てる…!!!!芽がじょうろに水をあげている……!!!!

テーブルにスケジュールの手帳と万年筆が置いてある画像がほしい!

イメージとしてはこんな感じ。

Adobe Fireflyさん!「カレンダーとスケジュール手帳、万年筆がテーブルに置いてある」そんな画像を描いてくださ〜い!!

Image by Adobe Firefly

二箇所にリングがついたノートが出てきました。

開かない…!!!この手帳、ちぎらないと次のページに進めないっ……!!!!

スケルトンのiMacの画像がほしい!

この記事で使うための画像です。
みなさん覚えているでしょうか?スケルトンボディがかわいかった、初代iMacのこと…
スケルトン imac – Google 検索

CMもありました。
https://youtu.be/cs73NP6BQrs

これっぽい画像がほしい!Adobe Fireflyさん、いい感じの描いてくれませんか〜〜!!

Image by Adobe Firefly

骨格標本とお仕事をしている画像が出てきてしまいました。私が悪かったです!!

よく考えてみれば、特定の製品の画像は無理ですよね…(商用利用はもちろんできないですし…)

ピザを食べている女性の画像がほしい!

この記事で使うための画像です。
女性がピザを食べている画像を使いたい!!どうしても!
Adobe Fireflyさん、お願いします!!

Image by Adobe Firefly

なんかすごいドラマチックな画像が出てきました。いろいろな構図で、いろいろな世代で、いろいろなピザを食べている画像が。

おごそかな雰囲気でピザを食べる女性……これは、素材サイトでは見つけられない画像だと思います。

AIモデルがアップデートされ、生成される画像はかなりクオリティがアップしました

https://www.adobe.com/jp/news-room/news/202404/20240423_adobe-firefly-image-3-foundation-model.html

Adobe Firefly Image 3 Foundation モデル(ベータ版)は本日よりAdobe Photoshop(ベータ版)とAdobe Firefly web版で利用可能です。Adobe Firefly Image 3 Foundation モデル(ベータ版)は、性能とコントロールを大幅に改良したものです。

今日ご紹介した、「おもしろかった画像」は、Image 2 というモデルを利用したものでした。2024/05/22 現在ではImage 3 というモデルが使えて、そちらはものすごくクオリティがアップしています!

たとえばこんな雰囲気のある画像も、ごく短いプロンプト(命令文)で作れたりします。

「10人前後の人がスムーズに会話している様子を流線型シェイプで表現してください」

Image by Adobe Firefly

もしかしたら今後おもしろい画像が生まれることは少なくなっていくのかもしれませんし、精度やクオリティが上がるからこそおもしろく思える画像が生まれるかもしれません。

Adobe Firefly、そのほか画像生成AIを使うことで、何かを作るときにちょっとした画像がほしい。画像を加工するときに新しいアイデアがほしい。そういったシーンに役立つことがあると思います。一方で、こうして画像をAIさんに用意してもらうのは、ただ楽ちんなだけではなく、もしかしたら、素材サイトで探したほうが時間も少なくて良い場合もあるかもしれません。

私は、こういったおもしろい画像が出てくることもAIさんにお願いしている良さだと思っています。これからもおもしろい画像が出てきたら、こっそりとお気に入りフォルダに入れているかも。

それではまた次回!